詩集 父との約束
A5判変形カバー装
発行日:2022/10/14
本文96頁
装幀=高林昭太
定価:2500円+税
ISBN978-4-88032-474-6
加藤道子著
加藤道子(かとう・みちこ)プロフィール
1932年(昭和7年)生まれ。俳号・亀女。旧・大分一高(現・上野丘高校)三期卒。
俳諧の会「浜風」を創始。
詩集『春ん月』を深夜叢書社から刊行(2020年)。
オビ
蹠(あしうら)の記憶
自身の来し方を追尋する旅は近江、豊後、鎌倉・逗子、
そして中国・山西省へ――。
土地の記憶に照らされつつ、
確かなまなざしが掬い上げた言葉で紡ぐ17篇
小春の温暖な陽光はやわらかに
琵琶湖の漣と比良山系を
あわあわと照らす
わたしの実家小野家のルーツ
歴史好きだった亡父との約束を
果たすために憧れの湖西線に
私は今乗っている
目次(17編の詩題)
Ⅰ 父との約束
父
父との約束
湖西線
京都めぐり
小野の淵源
小野神社(湖西線小野)
ほうたる
家
富貴寺
納骨式
Ⅱ 鎌倉・逗子逍遥
ふと口遊む唄って
滑川 上・中流編
滑川 下流編
段葛の桜
逗子大崎公園
補遺
山西省悠遊
理由