好評の書籍

キネマの文學誌
齋藤愼爾編
キネマの黎明とシネマの爛熟を観た漱石・啄木・芥川…そして谷崎・乱歩・荷風や澁澤龍彦・三島由紀夫・よしもとばななに至るまで110人余の文学者が、古今東西の映画を讃歌。〈映画史・文学史〉を縦貫する初の試み

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句集 七 耀
吉本和子著
少しおしゃまで悲しく、世の中にいるには繊細すぎるくらい美しい感性の童女がこの本の中でまっすぐ立っている。『寒冷前線』後の第2句集。〈分別もはらりと脱いで更衣〉〈湯ざめして猫呼ぶほのかに雨匂う〉

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梶木剛 未収録評論集1 遺稿集
文学的視線の構図
「心ある読者は〈形のない難所〉を悠然と歩いていく彼の姿勢をかなたにしながら、どれだけふで運びのモデルとしたか、はかりしれない。…梶木剛の魂よ 安らかなれ」(吉本隆明)茂吉・子規・漱石論など28篇収録

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梶木剛 未収録評論集2
文学的思考の振幅
柳田國男、折口信夫への深い造詣、日本近代文学への鋭利な洞察を膂力として、その視野は〈針葉樹林〉から〈女性論〉にまで及ぶ。「爽快な巨視性」(月村敏行)に支えられた畢生の力作評論群。

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梶木剛 未収録評論集3
文学的思念の光彩
吉本隆明を導きの糸とした折口信夫との衝撃的な出会い。事件ともいうべきその邂逅を原点に、実感にもとづく想像力をもって「精神のきびしい格闘」(立石伯)を続けた梶木剛。その全貌を開示する単行本未収録評論三部作、ついに完結。

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詩集白骨を生きる

詩集 白骨を生きる 
原 満三寿著
大震災によって死んだ人々の魂は
どこにあるのか
だれもが白骨と化した世界に
幻出する供花の詩篇

 ――かれらは死んではいない
 なぜならかれらはわたしのなかで
 生きているからだ

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樹 滴
後藤みな子著
長崎への原爆投下による兄の死の衝撃から始まり、崩壊していく家族…。あの遠い夏の日、声なき死者たちへの鎮魂歌を『刻を曳く』(文藝賞)の作家が30年以上の沈黙を破って紡ぐ。「祈りに満ちた叙事詩のような作品」(文芸評論家・田中和生)

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句集 水 想
清水喜美子著
90歳を寿いだ後も少女のナイーブさを失わず、聖なる不可視の大地に「非在の花」を摘む。人間存在の根源に迫る烈々典雅、夢や幻視、絶対零度の流離感を孕む稀有の俳句空間が、ここに出現。

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詩集 蜜 月
武田多恵子
漏斗の形に開かれた心は悲しみの滴をうけ、生の根源へ深く歩み入る…三十を数える詞華断章は自体が「自作自註」の試み、自分にあけ穴といえよう。孤高の光芒を放つ新たな抒情との出会いがここにある。

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石牟礼道子の形成
新藤 謙著
その文学・人間・思想・社会観の小宇宙不知火海の四季へのあつい想い、人の世のかわらぬ営みを紡ぐ言の葉。現世と幻世を自在に往還する作家・石牟礼道子。〈この世の深淵を幼児にして垣間見てしまった不幸な魂〉の世界を世界史的水位で読み解く。

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ドストエフスキィの〈世界意識〉
立石 伯著
従来論じられることの少なかった『作家の日記』『論文・記録』を軸に据えドストエフスキィの精神の深奥に分け入る、渾身の書き下ろし評論。〈精神のリレー〉を継承する第一走者の疾走を目撃せよ。

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続・東京&横浜の長寿建築

続・東京&横浜の 長寿建築 
川本明生著
東京・横浜の文化遺産へようこそ!
今なお現役の明治~昭和初期の“後期高齢”建築物。前著に続き一級建築士の目で撮影した美麗なカラー写真と名解説、データ情報で、82棟の「長寿建築」の命、ここに甦る!
〈探訪必携「長寿建築MAP」付き〉

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心にのこる旅
宮腰榮一著
太平洋戦争中、日本の「絶対国防圏」に組み込まれたグアム、サイパン、テニアンは、南海の楽園を謳歌したのも束の間、凄惨な玉砕戦ののち陥落する。「心にのこる旅」シリーズの第4弾。     慰霊の行脚、
    ふたたび。

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あの埴谷さんは、いま―
水澤葉子著
   いまなお生きつづける
     〈埴谷雄高〉
埴谷雄高が亡くなって16年。『死霊』の虜になった著者は個人誌「はにや」を創刊し〈精神のリレー〉を目指す。“その後の埴谷”を描く異色の創作2篇収録。栞に立石伯「憑依の力」寄稿。

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会津より
渡部伸一郎著
戊辰戦争後の会津に育った祖父は、海を目指して外航船の船長へ。シベリアに抑留された父は強制収容所から生還、戦後の昭和を生きる。
会津から世田谷へ……
130年に及ぶ、
ある〈家族〉の迫真の三代記。

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