望郷のソネット

望郷のソネット
   ――寺山修司の原風景
白石 征著
寺山修司に18年間伴走し多彩な表現活動を間近に見てきた著者が、初めて描くテラヤマ・ワールドの深層。想像力の遊びに生きた天才の、精神的孤児としての孤独と悲しみを丹念に読み解く。 《寺山修司生誕80年記念出版》

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句集 花 修

句集 花 修
曾根 毅著
芝不器男俳句新人賞(第4回)受賞
日常のなかに不意に現われる亀裂――
その向こう側へ手を伸ばし、危機感を孕んだ表現へと結晶させた新鋭俳人の誕生。
東日本大震災後の俳句のアクチュアリティをも問う瞠目の第一句集。

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書棚から歌を

書棚から歌を
田中 綾著
明治・大正・昭和をすべて〈昔〉の一語で片づけようとする学生たち。彼と彼女らに、〈今〉に地続きであることを伝えたい!……そんな切迫した想いで短歌にまつわる本の森に分け入り、時代背景や〈今〉との接点を探る。人気連載コラムから150余編を精選。

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流体めぐり

句集 流体めぐり
原 満三寿著
独往の詩人が開示する俳諧のかたち
詩集『白骨を生きる』(小社刊)に次ぐ〈陸沈の人〉の新句集。
    白骨が白骨を嗅いで冬籠り
   死螢と知らずに闇に手をいれる
  雁行の枯野を行けば消える人
 桃さいて薄笑いする日章旗

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世界みちくさ紀行

世界みちくさ紀行
行方克巳著
〈生き地獄見て来し汗の眼鏡かな〉
俳句界の鬼才が、どこの誰にでも笑顔でカメラを向け、少々の不満すら新しい出会いのように綴った初の世界旅行記。だがアウュヴィッツでは、ただ無言で遺されたものに向かい合う…。海外詠336句と多数の写真を併載。

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びあんか/うらうら

歌集 びあんかうたうら 
水原紫苑著
「まっさらな歌の領土へ発つ者」(春日井建)、「〈透明伽藍〉とでも呼ぶべき夢幻的な美しさ」(高野公彦)。――新しい〈うた〉の誕生を告知した初の歌集『びあんか』と第二歌集『うたうら』の全作品を収録。歌人の初期のすがたを語り伝える待望の決定版。

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句集残響

句集 残 響 
星野高士著
    魂の内奥の響き
自らの内部に鋭敏なる批評家を内在させた知性と感性の俳人、星野高士。『顔』以後の四年間の収穫を収める第五句集。〈一句一句が残響になれ〉との祈念を籠めた伝統派の旗手の絶唱は、人々の心を領することになろう。

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明けゆく次元 我、物質、新理論
桶本欣吾著
世界はただ一つなのに物理学が語る世界、哲学が語る世界、宗教が語る世界と、いくつもの世界があるがごとくである。本書は現代物理学の先端問題を受け入れつつ、哲学のアポリアといわれる主観客観と自己の問題を解明し、宗教の世界も排除しない哲学である。

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推理小説月旦 ミステリー全論考
澁澤龍彥著
《深夜叢書社創立50周年記念出版》
幻想・怪奇・恐怖・悪夢・迷宮……ミステリー全論考を集成した“澁澤龍彥ワールド”ヘご招待! 表題作のほか、ポオ、江戸川乱歩、小栗虫太郎、夢野久作、久生十蘭、中井英夫ら偏愛する作家たちに捧げるオマージュ作品群。

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余白の祭
恩田侑布子著
〈第23回「ドゥマゴ文学賞」受賞〉
俳句界の俊英が放つ渾身の俳句論集
「疊みかけてゆく言葉の、
なんという回転の速さ、
切れ味のよさ。しかも
命がけのなまなましさを失わない。」
   (比較文学・芳賀 徹氏推薦)

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