句集星籠

句集 星 籠(せいろ)
千葉信子著
 脈々と伝わることばのいのち
            瀬戸内寂聴
『源氏物語』の「螢」の巻にあつかわれた螢火の美しさは圧巻だが、妖しい美の幻影をただよわす千葉さんの螢の句も魅力的だ。句集『星籠』からはことばのいのちが脈々と伝わってくる。

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わらしべ集

わらしべ集
室井光広著
『ドン・キホーテ讃歌』『プルースト逍遥』『柳田国男の話』など、〈世界文学〉を追尋してきた著者が、日本語の本源》に思いを寄せ、四半世紀にわたった文業を〈乾の巻〉〈坤の巻〉の2分冊に撰修。――待望久しい“室井ワールド”の論考とエッセイ102篇。

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白鳥句集

白鳥句集
松下カロ著
私のとりわけ好きな句――坪内稔典
  白鳥に少年の腕阿修羅像
  ただ一羽殘る白鳥チャップリン
  白鳥や百年先もここは潟か
  すきとほるべし白髮も白鳥も
そして今、松下カロという白鳥が俳句シーンに降り立った。

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ひと滴の愛しめまいへ

ひと滴の愛しめまいへ
 ミュージック・プロムナード
上坂京子著
頁を繰るごとに滴る美の雫。これは己が揺籃期から音楽を精神の糧として生きてきた著者の魂のクロニクル――。生命の酣たる「早春賦」から、いのちの永劫回帰の着地点「大地の歌」まで百花繚乱のシンフォニーの饗宴。

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ひとりのデュオ

句集 ひとりのデュオ
原 満三寿著
   21世紀の〈俳諧師〉
1頁に2句という体裁はなぜか微妙に照応し共振しあう。それなら2句を照応・共振させたらどうなるのか(あとがきから摘録)。日常を〈非日常〉的に、一身にして両身を内在させる正統的異端者が書き下ろした瞠目の句集。

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俳句の気持

俳句の気持 「ひとり」になれる
津髙里永子著
  創りたい人へ、作らない人へ
NHK学園俳句講座機関誌に20年にわたる好評連載が、ここに結実――。
俳人たちの肉声やエピソード、そして 名句をちりばめながら〈俳句を詠み〉
〈俳句に立ちどまる〉ための101篇。
《俳人103名のプロフィールを収録》

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女神たち 神馬たち 少女たち

女神たち 神馬たち 少女たち
松下カロ著
    “考幻学”的 俳人論
永田耕衣、中村苑子、河原枇杷男、津沢マサ子、永島靖子ら幻視者ともいうべき孤高の俳人たち─―
花鳥諷詠の呪縛から解き放たれ、異界への扉を開くマイナー・ポエットの言葉をしなやかに読み解く

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天来の独楽

句集 天來の獨樂
井口 時男著
 断念の底から響く瞠目の十七音
俳句作家の誕生を
あざやかに告げる第一句集
       ――室井光広(作家)
自らにも容易に鎮め難い
不穏な声の奔出
       ――吉田文憲(詩人)

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望郷のソネット

望郷のソネット
   ――寺山修司の原風景
白石 征著
寺山修司に18年間伴走し多彩な表現活動を間近に見てきた著者が、初めて描くテラヤマ・ワールドの深層。想像力の遊びに生きた天才の、精神的孤児としての孤独と悲しみを丹念に読み解く。 《寺山修司生誕80年記念出版》

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句集 花 修

句集 花 修
曾根 毅著
芝不器男俳句新人賞(第4回)受賞
日常のなかに不意に現われる亀裂――
その向こう側へ手を伸ばし、危機感を孕んだ表現へと結晶させた新鋭俳人の誕生。
東日本大震災後の俳句のアクチュアリティをも問う瞠目の第一句集。

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びあんか/うらうら

歌集 びあんかうたうら 
水原紫苑著
「まっさらな歌の領土へ発つ者」(春日井建)、「〈透明伽藍〉とでも呼ぶべき夢幻的な美しさ」(高野公彦)。――新しい〈うた〉の誕生を告知した初の歌集『びあんか』と第二歌集『うたうら』の全作品を収録。歌人の初期のすがたを語り伝える待望の決定版。

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明けゆく次元 我、物質、真理論
桶本欣吾著
世界はただ一つなのに物理学が語る世界、哲学が語る世界、宗教が語る世界と、いくつもの世界があるがごとくである。本書は現代物理学の先端問題を受け入れつつ、哲学のアポリアといわれる主観客観と自己の問題を解明し、宗教の世界も排除しない哲学である。

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